入学式が行われました
令和4年4月9日(土)穏やかな春の佳き日、令和4年度中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校入学式を本校講堂にて行いました。
真新しい制服に身を包んだ初々しい新入生は、期待を胸に水仙の丘を登り式場へと向かいました。また、コロナ禍ではありますが、十分な予防をしながら保護者の皆さまにもご出席いただきました。
石丸篤志校長による式辞では、建学の精神について紹介がありました。
建学の精神は、創立者である中村ハル先生の願いが込められています。日本人として自覚をもち、「清節の風をたっとび、感恩の情にとみ、労作にいそしむ」人格の形成に努めるとあります。
「形は心の現れである」を信条とし、その実践として、本校では清潔で端正な髪型・服装を守り、丁寧で美しい言葉遣いをするよう指導しています。
また、「男女別学の趣旨を体し、知徳円満な女性の育成に努める」とあり、学校によって身につけた知識や知恵という知性と人として正しい道を行くという徳性のバランスがとれた女性を育てたいという意味です。「知と徳の両方を備えた、素敵な女性に成長してください」との言葉を伝えられました。
また、中村紘右学園長の挨拶では、校訓である感恩という言葉があり「ありがとうという言葉を形にできるようにしてください」と伝えられました。
中学生代表、高校生代表がそれぞれ宣誓を行い、中村絋右学園長より、高校の新入生全員に「学園祖 中村ハル物語」が贈呈されました。
新入生の皆さま
ご入学おめでとうございます。中学生は6年間、高校生は3年間、これからはじまる本校の学校生活において、多くのことを学び、クラスメートや部活動の仲間たちとそれぞれの夢や目標に向かって励まし、女性がより一層活躍できる未来の社会を生き抜く女性へと成長できるよう教職員とともにがんばっていきましょう。