9/15高校1年グローバル・キャンパスを開催しました/2021 Global Campus
9月15日（水）に、本校の恒例行事「グローバル・キャンパス」を開催しました。この行事は、食の問題に関わる講座を受講し、立命館アジア太平洋大学（APU）の留学生と英語でコミュニケーションを取りながら、食を中心とした地球規模の課題についての認識を深めることを目的としています。今年度は「食文化の理解」と「フードロス」をテーマに設定しました。また、今回も昨年度に続き、緊急事態宣言下ということで、オンラインでの実施となりました。
午前中は、本校に集合したGI（グローバル・イノベーター）クラスの生徒全員が、食料廃棄物の削減という課題について、企業の様々な取り組みや自分たちでできることのアイデアを12名のAPUの国際学生へ向けて英語で発表しました。また、グループごとに分かれて話し合いも行いました。
午後は、高校1年の全生徒が自宅などからオンラインで参加しました。オープニングではAPUに通う本校卒業生が、新しい挑戦、そして、目の前にある小さな目標の積み重ねがいつの間にか大きな夢の実現になっていることを語り、充実した学生生活について紹介してくれました。また、英語での留学生の挨拶では、アジア各国の雰囲気がリモートを通して伝わってきました。
各クラス単位での留学生との交流も、留学生が自国の文化について、わかりやすく画像を取り入れたパワーポイントを使って、英語で説明をしてくださいました。そこから、生徒たちは疑問点を見出し、積極的に英語で質問しました。意思疎通が難しかった生徒もいましたが、留学生に親切に対応していただき、「相手に興味・関心を持って話そうとすることが大事（もちろん、英語で）」との助言をいただくクラスもありました。
また、APU在学中で学生起業家の古川（ぴかりん）さんと高山（なっぴー）さんに「フードロス」に着目してご講演をしていただきました。先進国でありながら、相対的な食の貧困に陥っていることや、食べ物に困る一方で捨てる食べ物がある問題など、社会問題として真剣に向き合うための起業であること、このような起業の原動力は好奇心であることなど、得ることの多い講演でした。
英会話力、コミュニケーションスキルを高めること、異文化の多様性を理解すること、「フードロス」についての認識を深め、今、自分にできることを自主的に実践していくことなどを学ぶことができるよい機会となりました。
On Wednesday, September 15th, we held our annual Global Campus online. The purpose of this event is to improve the students’ ability to accept diversity, communication skills, and English conversation skills through presentations, discussions, and information exchange on global issues centered on food with international students from Ritsumeikan Asia Pacific University (APU), our partner school. This year, like the previous year, the event was held online to prevent the spread of the new coronavirus.
In the morning, all the GI (Global Innovator) class students gathered at the school to present in English to 12 APU international students on the issues of reducing food waste, including various corporate initiatives and ideas on what we can do ourselves. The students were also divided into groups for discussion.
In the afternoon, all first year high school students participated online from home, starting with an introduction of APU by a Nakamura high school graduate, followed by an explanation of food culture, social issues and lifestyle by APU international students in English and a question and answer session in each class, and finally a lecture by an APU student entrepreneur.
Through this event, the students were able to hear a lot of information and ideas related to SDG goal12, the theme of the “Food Summit” to be held in March, as well as practice their English conversation skills. We hope that the students will utilize the results of this event in their future explorations and English studies.
