中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校

高校2年2～13組は、A団は10月14日より、B団は10月15日より、4泊5日で関東方面（鎌倉～箱根～東京～ディズニーランド～横浜）への修学旅行を行いました。

1日目、最初の訪問地は鎌倉です。授業で学んで知っている鶴岡八幡宮や高徳院の阿弥陀如来座像（鎌倉大仏）ですが、実際にその場に立つと改めて歴史の息づかいを感じました。

2日目は箱根の関所見学の後、ロープウェイで駒ヶ岳山頂へ。山頂からの芦ノ湖の眺めも見事でしたが、曇り空の合間に富士山の姿が見えた幸運なグループもありました。午後は東京に戻り、国会議事堂と皇居を見学しました。国会議事堂では実際に議場の公聴席に座り説明を聞きました。来年には選挙権を持つことになる生徒達にとって、政治が少し身近に感じられる貴重な機会となりました。

3日目は班別の施設研修に続いて都内研修に出かけました。韓国大使館、国立博物館、食品サンプル製作、歌舞伎ギャラリー、NHKスタジオパーク、江戸東京博物館など、それぞれの施設で、福岡ではできない体験をすることができました。都内研修は事前に各班で行動計画を立てていましたが、道に迷ったり、時間配分がうまくいかない班もありました。班員全員で協力することの大切さを実感した一日でした。この日の夕食はホテルでテーブルマナー講習を受けました。洋食マナーの意味と重要性をしっかり学びつつ、美味しい食事を楽しみました。

4日目はディズニーランドで一日中思い切り楽しみました。生徒達の感想では、豊富なアトラクションはもちろんのこと、スタッフの方達の笑顔を絶やさぬ接客や快適な環境作りなど、夢の空間を演出する様々な工夫にも感動を覚えたという声が多く聞かれました。

最終日。まずは浅草寺へ向かい、参拝したり仲見世通りを散策するなど、思い思いに下町の情緒を楽しみました。それから横浜中華街へ移動して班別での散策を行いました。それぞれに名物の中華まんや焼売など、美味しい食べ物に舌鼓を打っていました。その後、羽田空港から福岡へ。思い出とお土産をいっぱい抱えての帰着となりました。

5日間を通して、大きなトラブルなどなく無事に全ての行程を終えて帰福することができました。この経験を通して、主体的に行動することや声を掛け合い助け合うことの大切さを改めて実感し、一生忘れることのできない大切な思い出をつくることができました。