学校法人中村学園 創立記念式典が挙行されました
5月17日の創立記念日に先立ち、中村学園各校において創立記念式典が挙行されました。
学校法人中村学園は、昭和29年福岡高等栄養学校の開校記念式典が催された5月17日を創立記念日としています。式典では、学校教育と料理研究に邁進し続けた学園祖中村ハル先生の揺るぎない情熱や人となりが紹介されたほか、ハル先生の信念を成文化した「建学の精神」について述べられました。
中村学園大学・中村学園大学短期大学部では、今年度4月に入学した新入生約1,300名が出席し、厳かな雰囲気の中、式典が執り行われました。学園祖中村ハル先生の生涯を描いたDVDの上映、学園長による講話がありました。また平成30年度GPA優秀者表彰が行われ、甲斐学長より対象学生に対して表彰が行われました。
中村学園女子中学校・中村学園女子高等学校では、全校生徒約1,300名が講堂にそろい、壇上には学園祖 中村ハル先生の写真が掲げられました。
中村量一学園長による講話では、建学の精神の一つである「人間教育の根幹」として、「日本人としての自覚を持ち 『清節の風をたっとび、感恩の情にとみ、労作にいそしむ』人格の形成に努める。」という文言より「グローバル化が進む現代だからこそ、日本人として自国の文化や伝統、歴史などをきちんと理解し、他国の人にしっかりと日本のことを説明できるようになっていただきたい。」とのお話がありました。その後、全校生徒による校歌斉唱では清らかな歌声が講堂中に響きわたりました。
中村学園三陽中学校・中村学園三陽高等学校では、学園長の講話において、三陽中学校・高等学校の建学の精神や日本人としての自覚、国歌について等のお話がありました。創立記念式典に続いて行われた中村学園三陽中学校創立30周年記念講演会では、2020年東京五輪・パラリンピックマスコットデザイン谷口亮さん(中村学園三陽高等学校5期生)を講師に迎え、ご講演いただきました。