未来の科学者を目指して!高校間連携と高大接続による共同実験
1月31日(金)、中村学園大学栄養科学部栄養科学科 末武 勲研究室にて、中村学園女子高生物化学部生徒と
西南学院高校生物部、城南高校生物部の生徒さんと先生達が一緒に「アポトーシスの検出実験」を体験しました。
今回の実験は、高校の授業で深く学ぶことは珍しいアポトーシス(遺伝的にプログラムされた細胞死)の内容を、
実際に研究分野で行う実験や大学で学ぶ内容へと発展させ、より生徒の興味をひき出し、深い内容理解へと繋げるため、
中村学園大学 栄養科学部 栄養科学科 末武 勲教授の講義と、中村学園女子高生物化学部顧問 武宮先生による実験の説明を受け、
中村学園女子高生物部の生徒と西南学院高校・城南高校の生徒さんが一緒に実験を体験し、さらにそれを高校間でも共有するという、
高校間での理科教育と高大接続、さらには将来の科学者を多く輩出するための教育を実践しました。
本校生物化学部は、昨年11月には日本分子生物学会が毎年開催するこの「年会(学術集会)」に参加し、研究発表を行いました。
今回の実験もさらに研究を深める体験の一つになっていくことでしょう。
また、今後は中村学園大学栄養科学部と高大連携を強化し、高校の学習だけではない大学での研究を体験しながら、
深い学びができる経験を増やしていく予定です。
現代社会に必要とされる、「Science」の分野で将来活躍できる生徒の育成に役立つことが期待されます。
☆中村学園大学 末武勲教授らの研究成果が、日本農芸化学会の2024年B.B.B.論文賞を受賞しました。
(B.B.B.論文賞は、日本農芸化学会英文誌「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」に掲載された
優秀な論文に授与されます。)詳細はこちらです。
https://www.nakamura-u.ac.jp/un_nutrition_topics/44747/
☆生物化学部は、昨年11月に日本分子生物学会で発表をしています。
https://www.nakamura-njh.ed.jp/news/20067/