生物化学部 第47回日本分子生物学会年会で高校生発表!
11月29日(金)、マリンメッセ福岡にて「第47回日本分子生物学会年会・高校生発表」が開催されました。
今回の大会には、これまで中村学園大学 栄養科学部 栄養科学科 末武 勲研究室で実験の指導を受けた生物化学部の生徒たちが参加し、
それぞれの研究の成果を口頭とポスターで発表しました。
日本分子生物学会が毎年開催するこの「年会(学術集会)」は、7,000名以上の学生や研究者が発表・交流する場です。
参加するには事前の審査を通過する必要があり、今年度も、高校生部門において全国から多数の高校生から応募があり、
研究発表が行われました。
大勢の大学や研究機関の各専門分野の研究者や、本格的に研究を継続してきている多くの高校生の前での発表であったため、
本当に緊張しましたが、堂々とした姿で自分たちが研究してきた成果を見事に披露することができました。
また、その後のポスター発表の会場では、生徒たちは頻繁に研究者からの質問を受け、答えることができていました。
多くの参考意見をいただき、これからの研究に活かし、次年度もさらにパワーアップして学会発表に参加したいと意気込みを
見せていました。
以下、生徒らの演題です。
「若年女性における高値のLDLコレステロールが与える健康への影響と、apoBタンパク質の遺伝的多様性の関与の可能性」
「大腸菌のプラスミドを用いたアラビノースによるGFP遺伝子の発現誘導と、蛍光強度の時間変化と大腸菌量との関係性」
「大腸菌のプラスミドを用いたラクトースによる遺伝子の発現誘導とIPTGによる遺伝子発現の違い」
「食品成分のもたらすパーキンソン病予防の効果(神経細胞におけるアミロイド化抑制物質の探索)」
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