グローバルキャンパスを開催しました
9月3日(火)・4日(水)の2日間にわたり、高校1年生の学年行事「グローバルキャンパス」を本校にて開催いたしました。
本行事は、WWL事業協働機関であるAPU(立命館アジア太平洋大学)の学生と英語でコミュニケーションを図りながら、異文化交流・多様性の理解を深めることを目的として、2015年度より始まったプログラムです。
高校1年生は行事に向けて、4月から総合的な探究の時間を使って論理的思考や表現法を学び、自己発信できる力を身に着けてきました。また今回は「エコツーリズム」をメインテーマに、地域の魅力と環境問題を取り扱ったオリジナルの「福岡県1日観光エコツアー」の作成を行い、身近な課題について理解を深める機会を設けました。
今年度、APUからは18か国計33名の学生が来校しました。1日目は、全体のオリエンテーション後、グループに分かれて英語で学生の母国の魅力や大学生活の様子、母国の文化(ダンス、歌、ゲーム)を知る活動を行いました。
2日目は、APU学生による「エコツーリズム」や母国のSDGsの課題についてプレゼンテーションをしていただき、それぞれの国についての理解を深めました。また、本校の生徒が事前に準備した「福岡県1日観光エコツアー」について発表し、フィードバックをもらいました。発表を通じてプレゼンテーションの効果的な表現方法を学ぶとともに、身近な課題と諸外国の課題を結び付けて考えることができました。
最後は1日目に学んだ各国のダンスや歌をクラスごとに披露し場を盛り上げました。一部の生徒は学生から民族衣装を借りて披露してくれました。2日間のプログラムでしたが、生徒からは「楽しかった」「勉強になった」「もっと海外の文化や課題を知りたい」「海外留学や外国人と学ぶ環境に興味が出た」といった今後の学習につながる感想が見られました。
グローバルキャンパスを通して、英語を頑張って使おうというチャレンジ精神や、異文化・多様性に対する理解と受け入れようという姿勢が芽生えたのではないでしょうか。これからの勉強・探究活動や、将来のキャリア形成につなげていってもらいたいと思います。