九州工業大学大学院 情報工学研究院(知的システム工学)との連携授業~大学授業体験~
2024年7月18日
本校と九州工業大学は昨年度に連携協定を締結し、中高大連携して様々な教育活動を行っています。
今回は、九州工業大学情報工学研究院 知的システム工学科 カチョーンルンルアン・パナート准教授にお越しいただき、
高校2年生を対象に大学授業体験を行いました。
身の回りのものに使用され、日常生活に欠かせない「半導体チップ」に応用されている光の特性を光線や顕微鏡を用いた実験とともに解説していただきました。
見えているのにつかめない不思議なサイコロには驚きの声が上がっていました。
この授業を通して、大学での学びに少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです。
【テーマ】小さな世界と光の不思議
【概要】スマートフォンやパソコン、センサーなどに組み込まれる半導体チップは、人類が極めて微細な世界の現象を理解し、開発したものであり現代社会のさまざまな領域で活躍しています。
これらの半導体チップを製造する際には、光の特性(屈折・反射・回折・干渉・散乱等)が応用され、これらの理解が不可欠です。さらに、極めて不純物を含まない超純水も広く使われます。
この授業では、超純水と光散乱光の特性を初め、その他の光の特性を解説し、小さな世界を覗く顕微鏡や遠くの世界を見る望遠鏡などの関係を、実験を通じて解説します。