特別授業「おさかな教室」を実施しました
2024年3月7日(木)、福岡県漁協青壮年協議会のご厚意でおさかな教室を実施しました。
漁業に携わる方々にお越しいただいて直接お話を伺い、魚を捌く体験をしました。
福岡県漁協青壮年協議会会長 多々羅誠さんより、
「切り身やパック詰めされる前の魚を目にする機会は少ないので、今日は貴重な体験になると思います。月に1度でもいいから魚を捌いたり調理したりして今日学んだことを忘れずに実践し続けてほしいです。」とお話がありました。
能古島で 【雑魚(ざっこ)】という料理屋を営まれている松原さんによるまぐろの解体示範では、
実際に魚を捌きながらコツや包丁の使い方を丁寧に説明していただきました。
生徒たちは真剣なまなざしで話を聞いていました。
今回はクロマグロを解体して刺身に、アジは生徒たちが捌いてムニエルにしていただきました。
試食ではきれいに盛り付けられたマグロの刺身に歓声があがり、みんな大喜びで食べていました。
魚を捌くのは初めての生徒も多かったのですが、怖がることもなく、真剣に調理していました。
生徒からも貴重な経験になったという声が多くあり、今回の学びの意義をそれぞれ感じ取っている様子でした。
福岡県漁協青壮年協議会の皆様、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
※生徒からの感想の一部をご紹介します。
「いつも何気なく食べていたお魚の裏にはたくさんの人の手や努力があるのだと実感させてもらいました。
自分で捌く体験では、なかなか硬い鱗に包丁が入らなかったり骨に身が残ってしまったりと難しかったですが、自分の手で三枚におろして焼いたアジは本当に美味しかったです。」
「新鮮なマグロの刺身を食べたことがなかったのでめちゃくちゃ美味しくてびっくりしました。魚の三枚おろしは包丁を思う方向に切れ込みを入れることができなくてガタガタになってしまったので、綺麗に作れるようになるにはまだまだ練習が必要だと思いました。また、毎日料理を作ってくれるお母さんの偉大さを感じました。一人暮らしをする時期が近づいているのでこのことを生かして料理をしようと思います。」
「初めて魚を捌きました。鯵を捌く時、何度も、『上手!よく出来てる!』と褒めてくださって、初めてながら自信がつき楽しくできました。包丁の入れ方は難しく、練習してもっと上手にできるようになりたいなと感じました。今回のお魚教室で魚を捌く経験を初めてできて、自分にもできるんだと自信もついたので、今までは避けていた家での魚料理のお手伝いをして、自分で魚を捌いて料理を作ってみたいと思いました。」